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トップアマのゴルフ練習法|寄せの確率を上げる 片手打ちドリル

2020/10/03 ゴルフトゥデイ 編集部

アマチュアはパーオンできなくて当たり前。そこからパーを取るためにアプローチの精度を上げる。練習の半分以上はアプローチという谷光治さんが実践しているのはウェッジを使った片手打ちだ。

GOLF TODAY本誌 No.580/113ページより

谷 光治さん
(たに みつはる)
1972年12月17日生まれ。愛知県出身。2016年「愛知県アマ」優勝。17年は「中部ミッドアマ」と「中部年代別選手権」の2冠。ドライバー平均飛距離270ヤード。ベストスコア66。

重いウェッジを片手で振ると 腕と体の一体感が身につく

動きを確認するにはハーフスイングで十分。テークバック、ダウンスイング、フォローとも体をしっかり回す。

短い寄せも腹筋と背筋に力を入れたまま振る。

体だけが先行してもNG。腕と体の一体感が大事(左)。腹筋、背筋の力が抜けると手が勝手に動きやすい(右)。

片手打ちに戻る

アプローチがうまく寄らないときはクラブの入り方がバラバラになっています。飛び出しの高さが変わるので距離感も出ません。そういうときはたいてい手打ちになっているので、体幹を使って打てるように片手打ちの練習をします。

重いウェッジは体幹を使わないと片手では振れないので、それだけで体と腕の一体感を取り戻すことができます。ポイントは腹筋と背筋に力を入れたまま振ること。力が抜けると重さに負けてクラブに振られてしまいます。左右それぞれ練習したあと、両手打ちで確認しますがうまく打てなければまた片手打ちに戻ります。全部で1時間くらいはやります。


十分な練習時間が取れないときは、ウェッジの片手打ちだけで済ませることもあります。スイングの大事な要素はほとんど入っているので、ほかの番手は打たなくても何とか調子を維持できます。

谷流ステイホーム

ボールリフティング

ウェッジのフェースコントロールが自然と身につく。

スコアアップアイテム

素振り用スティック

重いスティックを大きくゆっくり振ってスイングの動きを筋肉に覚えさせる。


得意クラブ:ウェッジ
「ウェッジでゴルフを始めて、スイングを作ってきたので一番自信があります」

練習回数:週1〜2回(200球)
「100ヤード以内のアプローチを100球打ちます。時間がないときはアプローチだけでも」

ラウンド数:年80回
「体が動かない冬にラウンドしても感覚が鈍るだけなので基本的に1月と2月はコースに行きません」

過去1年のベスト&ワーストスコア
2019年8月 68 南山CC(プライベート)
「アプローチの調子がよくラフやバンカーからピンについたこと。気楽に回れたのも要因です」
2020年1月 82 富士C可児クラブ(プライベート)
「寒かったしコースも長かったしで最後までプレーに集中することが難しかったです」

協力/大江グランドゴルフ
※アマチュアにはボランティアで協力していただいています。


トップアマのゴルフ練習法

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