Q.ティショットで大きなミスが出ます A.ミスを避ける方法を身につけましょう|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.8
スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。
GOLF TODAY本誌 No.584 110〜111ページより
Q.ティショットで大きなミスが出ます A.ミスを避ける方法を身につけましょう
ボールへの意識が強くなるとミスヒットは増える
曲げまいとすると、どうしてもボールへの意識が強くなり、カラダが突っ込んだり、ヘッドを真っ直ぐ動かそうとして、手が先行するといったミスが出やすい。
左右どちらかを消す打ち方で安心感を得る
ティショットでOBや池などの大きなミスになるのは、行ってはいけないその方向にボールが飛んで行ってしまうためです。
ハザードを避けようとして、ボールを真っすぐ飛ばしたいと思い過ぎてはいけません。ボールへの意識が強くなりすぎて、手元が先行したり、カラダが突っ込んだりするミスが起きるからです。程度の差こそあれ、これはプロでも起きがちです。
そこで、右へのミスだけは避ける、あるいは左へのミスだけは避ける方法を覚えておいて、ラウンド中のここぞというときに活用しましょう。
トラブルのあるどちらか一方向を消す打ち方をすることで、どうしても避けたい大きなミスを防ぐことができます。この場合、右を避ける打ち方をしたら、ボールが左にいくのは受け入れましょう。どっちつかずだと失敗しやすくなります。紹介した方法すべてを行う必要はなく、自分に合ったものをひとつ採用してみてください。
右へのミスを避ける方法
(方法1)胸を右に向けたままダウンスイングする
(方法2)腕をネジるように使う
(方法3)ボールの手前の仮想ボールを打つ
危険を避ける3つの方法のうち、自分が高確率でできるものをひとつ選んで、ショット時に使ってみよう。2つ以上使うと、やりすぎになるので注意。
左へのミスを避ける方法
(方法1)ヒジから先を柔らかく使う
(方法2)フォローでシャフトを立てる
(方法3)低いボールをイメージする
【シリーズ一覧】カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season3―
●Vol.1 Q.スライスが直りません A.フェースの「開閉順序」が逆になっています
●Vol.2 Q.フックが治りません A.フックグリップが強すぎるのでは?
●Vol.3 Q.ダフリ・チャックリが出ます A.フェースが開閉すれば地面に刺さりません
●Vol.4 Q.飛距離が出ないんです A.フェースが開いてエネルギーをロスしています
●Vol.5 Q.バンカーが苦手です A.特別な打ち方をしようとしすぎていませんか?
●Vol.6 Q.打ち上げ、打ち下ろしでミスが出ます A.ミスを誘発するアドレスになっています
●Vol.7 Q.ティショットで緊張します A.時間をかけすぎています。7秒以内で打つことを目指しましょう
●Vol.8 Q.ティショットで大きなミスが出ます A.ミスを避ける方法を身につけましょう
●Vol.9 Q.ドライバーでテンプラが出ます A.左右の動きを抑えてみましょう
●Vol.10 Q.ヘッドスピードが遅いんです A.クラブとカラダのひっぱり合いが必要です
●Vol.11 Q.パッティングが苦手です A.まずはグリーンの傾斜に敏感になりましょう
●Vol.12 Q.シャンクが止まりません A.ヘッドを真っすぐ動かしていませんか?
●Vol.13 Q.傾斜地が苦手です A.50:50で立ってみましょう
●Vol.14 Q.ボールを上げようとしていませんか? A.ボールを上げようとしていませんか?
●Vol.15 Q.100ヤード以内の距離感が出ません A.シンプルな距離の基準を作りましょう
●Vol.16 Q.傾斜地のアプローチが苦手です A.自然に立てるポジションで打ちましょう
●Vol.17 Q.ロブショットを打ちたいです A.十分高さが出て、止まるハーフ・ロブがオススメです
●Vol.18 Q.転がしのアプローチが苦手です A.9番アイアンでのランニングを使いましょう
●Vol.19 Q.逆目のラフからはお手上げです A.ボールを左に置きましょう
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド これまでのシーズン
●カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season1―第1回 へ
●カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season2―第1回 へ