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ゴルフ新理論「グラビティメソッド」|Q.ヘッドスピードが遅いんです A.クラブとカラダのひっぱり合いが必要です

カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.10

2021/05/05 ゴルフサプリ 編集部

スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。今回はヘッドスピードが遅いという悩みに答えます。

GOLF TODAY本誌 No.586 110〜111ページより

Q.ヘッドスピードが遅いんです 

A.クラブとカラダのひっぱり合いが必要です

グリップが前に出ると、かえってクラブは減速する。

腕を振ってしまうと、クラブがスペース加速しない

クラブの構造上、グリップとヘッドは反対方向についている。ヘッドを加速させるには、グリップ=手を振るのではなく、ヘッドと引っぱり合う必要がある。

グリップエンドを後方に引くと、ヘッドは飛球線方向に加速する。

みぞおちを丸めると、ヘッドの走りがわかる

ヘッドスピードが上がらない要因は、ヘッドとカラダが揃って同じ方向に動いてしまうことにあります。これは右手と右足を同時に前に出しながら歩くようなもので、運動のパフォーマンスを上げることは出来ません。両手を揃えて、腕を振ってしまうのもそのひとつで、スイング中のバランスが崩れやすいだけでなく、結果的にグリップ側が先行してしまいヘッドの加速を阻害してしまうのです。

スイングの効率を高めるには、カラダの前後・左右が分離して動き、クラブの行きたい方向とひっぱり合うように使います。そうすることでバランスを保ちながら、ヘッドを加速させることが出来ます。

それを行うコツは、ダウンスイングでみぞおちを丸めるように使って、ふところに大きなスペース(空間)を作るように振ることです。自然とカラダの開きが抑制でき、胸を下に向けたまま、ヘッドが走るのが感じられます。

前後・左右のひっぱり合いが飛距離を生む!

スイング中、大きな遠心力が発生するクラブに対して、カラダを引っ張り合うように使うことで、安定したスイングでヘッドスピードを出すことが出来る。前方+左方向に発生する遠心力に対して、後方+右方向のカラダの力による前後左右の引っ張り合いをつくりたい。

クラブが向かう方向の力に対して、後方右へのカラダの力が引っ張り合っている状態。
腕を振ることで、クラブヘッドが減速している状態。上半身も前に突っ込んでしまい、ヘッドが走らない。

スペース(空間)をふところにつくる

カラダとクラブが引っ張り合うコツは、ダウンスイングでふところのスペースを大きく作ること。まずはみぞおちから丸く前傾してみて、慣れたら、ツマ先を上げるドリルを行おう。

ふところにスペースを作るドリル

ダウンスイングで、ふところにスペースを作るようにカラダを丸めると、胸が下を向いたままヘッドが加速する。ツマ先を上げると、ヘッドが走るのが体感しやすい。

腕とカラダが近いと、ヘッドは加速しない

腕がカラダに近いほうが良いと言われた時代もあったが、飛距離ではマイナスに働きやすい。ふところのスペースが最大になるように、みぞおちを丸めながらインパクトする。

ふところにしっかりとスペースがあり、カラダと引っ張りあって、ヘッドが加速しているフォロースルー。
ふところが窮屈で、腕がカラダの近くを通ると、ヘッドは加速しにくい。

大本研太郎

(おおもと・けんたろう)
レッシュプロジェクト・マスター級トレーナー資格を所持し、データと理論に基づくレッスンに定評がある。新理論「グラビティメソッド」で、2018年PGAティーチングアワード最優秀賞。「GPC恵比寿」主宰。1974年生まれ。


カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season3―

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