Q.ドライバーでテンプラが出ます A.左右の動きを抑えてみましょう|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.9
スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。
GOLF TODAY本誌 No.585 94〜95ページより
Q.ドライバーでテンプラが出ます
A.左右の動きを抑えてみましょう
テンプラの原因は過度なダウンブロー
カラダが突っ込むなどの理由で、ヘッドが急角度でダウンブローに下りることがテンプラの原因。防ぐにはヘッド軌道をレベルからアッパーにしたい。
左右の動きを抑えて、ヘッド軌道を改善する
前回はティショットでの左右のミスを避ける方法を紹介しました。それに加えて、代表的なミスと言えば、テンプラでしょう。ボールへの意識が強くなると、プロでもテンプラ気味のミスになることがあります。
打点がフェースの上部であってもテンプラは起きません。テンプラの原因は、カラダが突っ込んだり、クラブが寝ることなどによって、クラブ軌道が急激なダウンブローになり、ロフトが立ってインパクトを迎えることです。
それを防ぐには、アドレスでの左ヒザの角度をキープするようにバックスイングすること。カラダが右に流れなくなるため、ダウンスイング以降で体重が左にいきにくくなり、レベルブローでインパクトしやすくなります。
悪いスイングの見本と思われがちな、明治の大砲スイングはテンプラになりません。それは、ヘッド軌道がアッパーになりやすいためです。応急処置として、少し体重を右に残すつもりで振るのも良いでしょう。
左ヒザの角度をキープして、レベルにインパクト
テンプラの原因となる急激なダウンブローは、カラダが左右にスエーすることで起きやすい。バックスイングで、左ヒザの角度を出来るだけキープすることで、スエーを防ぎ、レベルブローにインパクト出来る。
明治の大砲は、テンプラにならない
テンプラ防止のカギは大腿骨にあり!
クラブを持たずに、下半身の動きをマスターする
【シリーズ一覧】カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season3―
●Vol.1 Q.スライスが直りません A.フェースの「開閉順序」が逆になっています
●Vol.2 Q.フックが治りません A.フックグリップが強すぎるのでは?
●Vol.3 Q.ダフリ・チャックリが出ます A.フェースが開閉すれば地面に刺さりません
●Vol.4 Q.飛距離が出ないんです A.フェースが開いてエネルギーをロスしています
●Vol.5 Q.バンカーが苦手です A.特別な打ち方をしようとしすぎていませんか?
●Vol.6 Q.打ち上げ、打ち下ろしでミスが出ます A.ミスを誘発するアドレスになっています
●Vol.7 Q.ティショットで緊張します A.時間をかけすぎています。7秒以内で打つことを目指しましょう
●Vol.8 Q.ティショットで大きなミスが出ます A.ミスを避ける方法を身につけましょう
●Vol.9 Q.ドライバーでテンプラが出ます A.左右の動きを抑えてみましょう
●Vol.10 Q.ヘッドスピードが遅いんです A.クラブとカラダのひっぱり合いが必要です
●Vol.11 Q.パッティングが苦手です A.まずはグリーンの傾斜に敏感になりましょう
●Vol.12 Q.シャンクが止まりません A.ヘッドを真っすぐ動かしていませんか?
●Vol.13 Q.傾斜地が苦手です A.50:50で立ってみましょう
●Vol.14 Q.ボールを上げようとしていませんか? A.ボールを上げようとしていませんか?
●Vol.15 Q.100ヤード以内の距離感が出ません A.シンプルな距離の基準を作りましょう
●Vol.16 Q.傾斜地のアプローチが苦手です A.自然に立てるポジションで打ちましょう
●Vol.17 Q.ロブショットを打ちたいです A.十分高さが出て、止まるハーフ・ロブがオススメです
●Vol.18 Q.転がしのアプローチが苦手です A.9番アイアンでのランニングを使いましょう
●Vol.19 Q.逆目のラフからはお手上げです A.ボールを左に置きましょう
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド これまでのシーズン
●カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season1―第1回 へ
●カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season2―第1回 へ